2011年1月25日火曜日
Nr.128 「貞節を守るなんて Treu sein, das liegt mir nicht 」(オペレッタ『ヴェニスの一夜』第2幕から)
●解説●
美しい女性には目がないウルビーノ大公が、止むに止まれない男心を歌う。
●難易度●
☆
Ω歌手の聴き比べは、こちら。
♪
トロイ ザイン ダス リークト ニヒト
ヴァイル イヒ ライヒト デン コプフ フェアリール
ヴェン イヒ ヌーア アイン メーデル シュピュール
カン ヤー ニヒツ ダフューア
ヤー トロイ ザイン ダス リークト ニヒト
ヴァイル マイン ブルート ナーハ リーベ ドレンクト
ウント マイン ヘルツ アン シェーンハイト ヘンクト
グライヒ フォイアー フェンクト
ダス イスト マイネ マニーア
ウント イエッツト ゲー イヒ ツー イーア
ヤー ウント モルゲン アハ ヤー モルゲン ダン
ファンク イヒ ヴァス ノイエス アン
ヴァス リークト ダラン
ハープ シュテーツ アン アイネ ヌーア ゲダハト
アン ディー フォン ホイテ ナハト
イヒ リーベ ズィー ビス フリュー
ヤー トロイ ザイン ダス リークト ニヒト
ヴァイル イヒ ライヒト デン コプフ フェアリール
ヴェン イヒ ヌーア アイン メーデル シュピュール
カン ヤー ニヒツ ダフューア
ヤー トロイ ザイン ダス リークト ニヒト
ヴァイル マイン ブルート ナーハ リーベ ドレンクト
ウント マイン ヘルツ アン ズィー ヌーア デンクト
アン ズィー ヌーア アン ズィー
ビス フリュー
●日本語訳●
貞節を守るなんて、私にはできない。
なぜなら、女性を見ると、
たちまち虜になってしまうから、
どうしようもない。
そう、貞節を守るなんて、私にはできないこと。
恋を求めて、私の血が騒ぐから、
私の心が美しい女性に釘づけになったら、
すぐに燃え上がるから!
それが私のモットーなのだ。
さあ、彼女の許へ急ごう!
だが、明日になると、
また、別の恋が始まるのさ。
どうしてだろう?
今晩、彼女のことを
想ってみても
愛しているのは朝まで!
貞節を守るなんて、私にはできない。
なぜなら、女性を見ると、
たちまち虜になってしまうから、
どうしようもない。
そう、貞節を守るなんて、私にはできないこと。
恋を求めて、私の血が騒ぐから、
そして、私の心が彼女だけを想うから。
彼女だけを想うから!
朝まで!
●ヒアリングに使用したCD●
オペレッタ『ヴェニスの一夜』全曲(ルドルフ・ビーブル指揮/メルビッシュ音楽祭管弦楽団)
2011年1月18日火曜日
Nr.127 「心正しい人が Könnte jeder brave Mann」(歌劇『魔笛』第1幕から)
●解説●
鈴の音の素晴らしさに胸を打たれたパミーナとパパゲーノが、「互いに心が通わなければ、この世に幸福はありえない」と歌う。
●難易度●
☆
♪
ケンテ イェーダー ブラーヴェ マン
ゾルヒェ グレックヒェン フィンデン
ザイネ ファインデ ヴュルデン ダン
オーネ ミューエ シュヴィンデン
ウント エーア レプテ オーネ ズィー
イン デア ベステン ハルモニー
イン デア ベステン ハルモニー
ヌーア デア フロイントシャフト ハルモニー
ミルダート ディー ベシュヴェーアデン
オーネ ディーゼ ズュンパティー
イスト カイン グリュック アオフ エーアデン
●日本語訳●
心正しい人がみな
こんな鈴を持てたなら、
彼に敵対する者を
何の苦もなく追い払って、
人々は、敵対する者がなく
みんな仲良く暮らすことだろう。
互いの友情だけが
苦痛を和らげてくれる。
心が通わないならば
この世に幸福はありえない。
●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『魔笛』全曲(オトマール・スイトナー指揮/ドレスデン歌劇場管弦楽団)
2011年1月10日月曜日
Nr.126 「震えなくても Oh non tremare」(歌劇『ノルマ』第1幕から)
●解説●
三角関係の状況を理解したノルマが、アダルジーザをかばい、「すべてはお前の不実のせい」と、ポリオーネを激しく非難する。
●難易度●
☆
♪
オー ノン トレマーレ
オー ノン トレマーレ オ ペルフィド
オー ノン トレマーレ
ノ ノン トレマル ペル レイ
エッサ ノン エ コルペヴォレ
イル マルファットル トゥ セイ
トレマ ペル テ フェッロネ
トレマ ペル テ フェッロネ
ペイ フィッリ トゥオイ
トレマ ペル テ フェッロネ
アー トレマ ペル テ フェッロネ
アー トレマ ペル テ フェッロネ
フェッロネ
●日本語訳●
震えなくてもいいわ、不実者。
いいえ、彼女のために震えているのではない
彼女に罪はない。
悪いのはお前なのだ。
自分の罪に震えるがいい、裏切り者。
自分の子どもに対して震えるがいい。
自分の罪に震えるがいい、裏切り者。
●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『ノルマ』全曲(リッカルド・ムーティ/ラベンナ音楽祭管弦楽団)
Ψ このオペラの全曲動画は、こちら
三角関係の状況を理解したノルマが、アダルジーザをかばい、「すべてはお前の不実のせい」と、ポリオーネを激しく非難する。
●難易度●
☆
♪
オー ノン トレマーレ
オー ノン トレマーレ オ ペルフィド
オー ノン トレマーレ
ノ ノン トレマル ペル レイ
エッサ ノン エ コルペヴォレ
イル マルファットル トゥ セイ
トレマ ペル テ フェッロネ
トレマ ペル テ フェッロネ
ペイ フィッリ トゥオイ
トレマ ペル テ フェッロネ
アー トレマ ペル テ フェッロネ
アー トレマ ペル テ フェッロネ
フェッロネ
●日本語訳●
震えなくてもいいわ、不実者。
いいえ、彼女のために震えているのではない
彼女に罪はない。
悪いのはお前なのだ。
自分の罪に震えるがいい、裏切り者。
自分の子どもに対して震えるがいい。
自分の罪に震えるがいい、裏切り者。
●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『ノルマ』全曲(リッカルド・ムーティ/ラベンナ音楽祭管弦楽団)
Ψ このオペラの全曲動画は、こちら
2011年1月6日木曜日
Nr.125 「世の空しさをお知りになり Tu che le vanità conoscesti del mondo」(歌劇『ドン・カルロ』第4幕から)
●解説●
サン・ジュスト修道院でカルロを待ちながら、エリザベッタが、初めて出会ったフォンテンブローの森を懐かしみ、カルロに新しい人生を進ませる決意を歌う。
●難易度●
☆
♪
トゥ ケ レ ヴァニタ コノシェスティ デル モンド
エ ゴーディ ネッラヴェル イル リポーゾ プロフォンド
セ アンコル スィー ピアンジェ イン チェーロ
ピアンジ スル ミオ ドローレ
エ ポルタ イル ピアント ミオ アル トローノ デル スィンニョール
イル ピアント ミオ ポルタ アル トローノ デル スィンニョール
♪
トゥ ケ レ ヴァニタ コノシェスティ デル モンド
エ ゴーディ ネッラヴェル イル リポーゾ プロフォンド
セ アンコル スィー ピアンジェ イン チェーロ
ピアンジ スル ミオ ドローレ
エ ポルタ イル ピアント ミオ アル トローノ デル スィンニョール
イル ピアント ミオ ポルタ アル トローノ デル スィンニョール
イル ピアント ミオ ポルタ アル トローノ デル スィンニョール
セ アンコル スィー ピアンジェ
スィー ピアンジェ イン チェーロ
アー イル ピアント ミオ レーカ アッピエ デル スィンニョール
●日本語訳●
世の空しさをお知りになり
奥津城で深い憩いを楽しまれている方よ。
もし天上でも泣けるものなら、
私の苦しみに涙し
私の涙を主の御許にお届け下さい。
世の空しさをお知りになり
奥津城で深い憩いを楽しまれている方よ
もし天上でも泣けるものなら、
私の苦しみに涙し
あなたの涙を私の涙とともに主の御許にお届け下さい。
●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『ドン・カルロ』全曲(ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団)
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