2010年9月29日水曜日

Nr.112 「私はキオッジアから海を越え Ich kam von Chioggia 」(オペレッタ『ヴェニスの一夜』第1幕から)


●解説●
運河に魚売りアンニーナの小舟が現れ、アンニーナの軽やかな売り声が響く。

●難易度●

             Ω歌手の聴き比べは、こちら。

イヒ カーム フォン キオッジア
ツー オイヒ ユーバース メーア
ウント ブラハテ ディー バルケ
ミット フィッシェン ダー ヘーア
ホイト ビート イヒ オイヒ アオスターン
ゾー ザフティヒ ウント フリッシュ
クレヴェッテン ウント ムッシェルン
ダス ファインシュテ ツー ティッシュ
フルッティ ディ マーレ
フルッティ ディ マーレ
コムト ウント カオフト
フリッシェステ ヴァーレ

フルッティ ディ マーレ
コムト ウント カオフト
フリッシェステ ヴァーレ

エス ツァッペルン イム ネッツヒェン
ディー フィッシュライン ヘルム
ウント イーア ダー イーア ラハト
ウント ザイト エーベンゾー ドゥム
アイン レッヒェルン ゲニュークト
ダス インス ネッツ イーア ウンス ゲート
ダン ツァッペルト イーア アオホ ドホ
ダン イスト エス ツー シュペート
フルッティ ディ マーレ
フルッティ ディ マーレ
コムト ウント カオフト
フリッシェステ ヴァーレ

フルッティ ディ マーレ
コムト ウント カオフト
フリッシェステ ヴァーレ

●日本語訳●
私はキオッジアから
海を越えて
小舟で
魚を運んで来る!
今日のお勧めは
新鮮でおいしいカキと
エビと貝、
食卓には打ってつけ!
さあ、いかが、
獲れたての上物だよ!

海の幸だよ!
さあ、いかが、
獲れたての上物だよ!

網の中で
魚がはねる。
あなたたちは笑っているけど
思い知るときが来るわよ!
網の中に入ったら、
あなたたちだってはねるのよ。
でも、そのときは
もう遅いわよ!
海の幸だよ!
海の幸だよ!
さあ、いかが、
獲れたての上物だよ!

海の幸だよ!
さあ、いかが!
獲れたての上物だよ!

●ヒアリングに使用したCD●
オペレッタ『ヴェニスの一夜』全曲(ルドルフ・ビーブル指揮/メルビッシュ音楽祭管弦楽団)

2010年9月21日火曜日

Nr.111 「そよ風に寄せて sull'aria」(歌劇『フィガロの結婚』第3幕から)


●解説●
伯爵夫人が考えた、密会の誘いの手紙の文面をスザンナが一行一行、口述筆記する。

●難易度●

 

(SUSANNA)
スッラリア
(LA CONTESSA)
ケ ソアヴェ ゼッフィレット
(SUSANNA)
ゼッフィレット
(LA CONTESSA)
クエスタ セーラ スピレラ
(SUSANNA)
クエスタ セーラ スピレラ
(LA CONTESSA)
ソット イ ピニ デル ボスケット
(SUSANNA)
ソット イ ピニ
(LA CONTESSA)
ソット イ ピニ デル ボスケット
(SUSANNA)
ソット イ ピニ デル ボスケット
(LA CONTESSA)
エイ ジア イル レスト カピラ
(SUSANNA)
チェルト チェルト イル カピラ
(LA CONTESSA e SUSANNA)
チェルト チェルト イル カピラ
(SUSANNA)
アスペッタ スッラリア
(LA CONTESSA)
スッラリア
ゼッフィレット
(SUSANNA)
クエスタ セーラ スピレラ
(LA CONTESSA)
ソット イ ピニ デル ボスケット
(LA CONTESSA)
エイ ジア イル レスト カピラ
(SUSANNA)
チェルト チェルト イル カピラ
(LA CONTESSA e SUSANNA)
イル カピラ イル カピラ
チェルト チェルト イル カピラ
チェルト チェルト イル カピラ
(SUSANNA)
ピラ ピラ
(LA CONTESSA)
イル カピラ イル カピラ
(LA CONTESSA e SUSANNA)
イル カピラ イル カピラ

●日本語訳●
(SUSANNA)
「そよ風に寄せて…」
(LA CONTESSA)
「何と優しい西風が…」
(SUSANNA)
「西風が…」
(LA CONTESSA)
「今宵は吹くことでしょう…」
(SUSANNA)
「今宵は吹くことでしょう…」
(LA CONTESSA)
「林の松の木の下で」
(SUSANNA)
「松の木の下で…」
(LA CONTESSA)
「林の松の木の下で」
(SUSANNA)
「林の松の木の下で…」
(LA CONTESSA)
あとは、もうわかるでしょう。
(SUSANNA)
きっと、わかるでしょう。
(LA CONTESSA e SUSANNA)
きっと、わかるでしょう。
(SUSANNA)
待って…。「そよ風に寄せて…」
(LA CONTESSA)
「そよ風に寄せて…」
「西風が…」
(SUSANNA)
「今宵は吹くことでしょう…」
(LA CONTESSA)
「林の松の木の下で」
(LA CONTESSA)
あとは、もうわかるでしょう。
(SUSANNA)
きっと、わかるでしょう。
(LA CONTESSA e SUSANNA)
わかるでしょう。
きっと、わかるでしょう。
(SUSANNA)
でしょう。
(LA CONTESSA)
わかるでしょう。
(LA CONTESSA e SUSANNA)
わかるでしょう。

●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『フィガロの結婚』全曲(リッカルド・ムーティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)




2010年9月14日火曜日

Nr.110 「敵より優る戦力が Me protegge, me difende」(歌劇『ノルマ』第1幕から)


●解説●
ポリオーネが、同行するフラヴィオに、ノルマへの愛がもはや醒めてしまったこと、そして、今では若い尼僧のアダルジーザを愛していることを告白する。

 
●難易度●



メ プロテッジェ メ ディフェンデ
ウン ポテル マッジョル ディ ローロ
エ ペンスィエル ディ レイ ケ アドロ
エ ラモル
エ ラモル ケ ミンフィアンモ
ディ クエル ディオ ケ ア メ コンテンデ
クエッラ ヴェルジネ チェレステ
アルデロ レ リエ フォレステ
レンピオ アンターレ
レンピオ アンターレ アッパッテロ
レンピオ アンターレ アッパッテロ
レンピオ アンターレ アッパッテロ

メ プロテッジェ メ ディフェンデ
ウン ポテル マッジョル ディ ローロ
エ ペンスィエル ディ レイ ケ アドロ
エ ラモル
エ ラモル ケ ミンフィアンモ
ディ クエル ディオ ケ ア メ コンテンデ
クエッラ ヴェルジネ チェレステ
アルデロ レ リエ フォレステ
レンピオ アンターレ
レンピオ アンターレ アッパッテロ
レンピオ アンターレ アッパッテロ
レンピオ アンターレ アッパッテロ
レンピオ アンターレ アッパッテロ
レンピオ アンターレ アッパッテロ

●日本語訳●
敵より優る戦力が
味方に勝利をもたらすのだ。
愛しい人へ寄せる愛だけが
私の心を燃やす。
あの人を私から引き離している神を祀るこの森に火をつけて
不敬な祭壇を壊してやろう。

敵より優る戦力が
味方に勝利をもたらすのだ。
愛しい人へ寄せる愛だけが
私の心を燃やす。
あの人を私から引き離している神を祀るこの森に火をつけて
不敬な祭壇を壊してやろう。

●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『ノルマ』全曲(リッカルド・ムーティ/ラベンナ音楽祭管弦楽団)


2010年9月5日日曜日

Nr.109 「美しい庭に Nei giardin del bello」(歌劇『ドン・カルロ』第2幕から)


●解説●
小姓の弾くギターの合わせてエボーリ公女が歌う「ヴェールの歌」。

●難易度●
☆☆☆


ネイ ジアルディン デル ベッロ
サラチン オステッロ
アッロレッツォ アル レッツォ
デッリ アッロル デイ フィオル
ウーナ ベッラ アルメア
トゥッタ キューサ イン ヴェル
コンテンプラール パレア
ウーナ ステッラ イン チェル
モハンメド レ モーロ
アル ジアルディン ゼン ヴァ
アー アー アー
ディーチェ ア レイ タドロ
オ ジェンティル ベルタ
アー アー アー
ヴィエン ア セ ティンヴィタ
ペル レンニャル イル レ
ラ レジナ アンビタ
ノン エ ピゥ ダ メ
アー アー アー
アー アー アー
アー アー アー

アー テセッテ イ ヴェリ
ヴァゲ ドンツェッレ
メントレ ネイ チェーリ
ラストロ マッジョル
ソノ イ ヴェリ アル ブリッラル デッレ ステッレ
ソノ イ ヴェリ ピゥ カーリ アッラモル
テセッテ イ ヴェリ
ヴァゲ ドンツェッレ
メントレ ネイ チェーリ
ラストロ マッジョル
ソノ イ ヴェリ アル ブリッラル デッレ ステッレ
ソノ イ ヴェリ ピゥ カーリ アッラモル

マ ディスチェルノ アッペナ
キアーロ イル チェル ノン エ
イ カペッリ ベッリ
ラ マン プレヴェ イル ピエ
デー ソッレヴァ イル ヴェーロ
ケ タスコンデ ア メ
エッセル コーメ イル チェーロ
センツァ ヴェル トゥ デ

セ イル トゥオ コル ヴォッライ
ア メ ダル イン ドン
アー アー アー
イル ミオ トローノ アヴライ
ケ ソヴラノ イオ ソン
アー アー アー
トゥ イオ ヴォイ ティンチナ
アッパガール ティ ヴォ
アッラー ラ レジーナ
モハンマド スクラーモ
アー アー アー
アー アー アー
アー アー アー

アー テセッテ イ ヴェリ
ヴァゲ ドンツェッレ
メントレ ネイ チェーリ
ラストロ マッジョル
ソノ イ ヴェリ アル ブリッラル デッレ ステッレ
ソノ イ ヴェリ ピゥ カーリ アッラモル
テセッテ イ ヴェリ
ヴァゲ ドンツェッレ
フィンケ ネイ チェーリ
ラストロ マッジョル
ソノ イ ヴェリ アル ブリッラル デッレ ステッレ
ソノ イ ヴェリ ピゥ カーリ アッラモル

●日本語訳●
サラセンの宮殿の美しい庭に
花咲く月桂樹の芳香の漂う陰に
美しい一人の舞姫が
ヴェールにすっぽりくるまって
天の星を見つめているようだった。
ムーア人の王、モハメッドが庭に出て彼女に言う。
「私はお前を愛する、
おお、優しい美女よ来なさい。その国を治めるために、王がそばにお前を招く。
激しく求めた王妃はもう私の許にはいない」

ヴェールを織りなさい、優雅な乙女たちよ。
空にまだお日様が輝いているうちに。
ヴェールは星の輝きでいっそう恋にふさわしくなる。
ヴェールを織りなさい、優雅な乙女たちよ。
空にまだお日様が輝いているうちに。
ヴェールは星の輝きでいっそう恋にふさわしくなる

「でも私にはほとんど見えない(空が暗いので)
お前の美しい髪の毛も
小さい手足も。
さあ、お前を隠すヴェールを取りなさい。
ヴェールを被らないお前は空のようであるに違いない。

もし、私にお前の心を贈り物としてくれるなら、
王座にお前を座らせよう、私は国王なのだから。
お前はそれを望むか? うなづいてくれ、
私はお前を喜ばせてやりたいのだ。
アラー! お前は王妃だ!」
モハメッドは叫んだ。

ヴェールを織りなさい、優雅な乙女たちよ。
空にまだお日様が輝いているうちに。
ヴェールは星の輝きでいっそう恋にふさわしくなる。
ヴェールを織りなさい、優雅な乙女たちよ。
空にまだお日様が輝いているうちに。
ヴェールは星の輝きでいっそう恋にふさわしくなる。


●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『ドン・カルロ』全曲(ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団)