2014年9月12日金曜日

Nr.302 「中傷はそよ風のようなもの La calunnia e' un venticello」(歌劇『セビリヤの理髪師』第1幕から)


●解説●

アルマヴィーヴァ伯爵の動きを警戒するドン・バルトロに、ドン・バジリオが、アルマヴィーヴァ伯爵の中傷を流すことを提案し、その絶大な効果を説明する。


●難易度●

☆☆☆



カルンニア ウン ヴェンティチェッロ

ウナウレッタ アッサイ ジェンティーレ

インセンスィビレ ソッティレ

レッジェルメンテ ドルチェメンテ

インコミンチャ インコミンチャ スッスッラル

ピアノ ピアノ テッラ テッラ

ソットヴォーチェ スィビランド

ヴァ スコッレンド スコッレンド

ヴァ ロンツァンド ロンツァンド

ネッレ オレッキエ デッラ ジェンテ

スィントロドゥーチェ スィントロドゥーチェ デストラメンテ

テステ エド チェルヴェッリ

テステ エド チェルヴェッリ

ファ ストルディーレ ファ ストルディーレ ファ ストルディーレ

ファ ゴンフィアル

 

ダッラ ボッカ フオリ ウシェンド

スキアマッツォ ヴァ クレシェンド

プレンデ フォルツァ ポーコ ポーコ

ヴォラ ジャ ディ ロコ イン ロコ

センブラ イル トゥオノ テンペスタ

センブラ イル トゥオノ テンペスタ

ネル セン デッラ フォレスタ

ヴァ フィッシアンド ブロントランド

ティ ファ ドッロル ジェラル

アッラ フィン トラボッカ スコッピア

スィ プロパーガ スィ ラッドッピア

プロドゥーチェ

ウネスプロスィオーネ

コーメ ウン コルポ ディ カンノーネ

コーメ ウン コルポ ディ カンノーネ

ウン トレムオト ウン テンポラーレ

ウン トレムオト ウン テンポラーレ

ウン トゥムルト ジェネラーレ

ファ ラリア リンボンバル

ウン トレムオト ウン テンポラーレ

ウン トレムオト ウン テンポラーレ

ウン トゥムルト ジェネラーレ

ファ ラリア リンボンバル

 

イル メスキノ カルンニアート

アッヴィリト カルペスタート

ソット イル プッブリコ フラジェッロ

ペル グラン ソルテ クレパル

イル メスキノ カルンニアート

アッヴィリト カルペスタート

ソット イル プッブリコ フラジェッロ

ペル グラン ソルテ クレパル

ソット イル プッブリコ フラジェッロ

ペル グラン ソルテ クレパル

ソット イル プッブリコ フラジェッロ

ペル グラン ソルテ クレパル

ペル グラン ソルテ クレパル

ペル グラン ソルテ クレパル


●日本語訳●

中傷はそよ風のようなもの、

優しいそよ風のようなもの。

吹いているのかどうかわからないくらい、

軽快に優しく、

囁き始める。

静かに静かに、

すり寄るように、

低い声で呟きながら、

走っていき、うなり出す。

人々の耳の中に

上手に入り込み、

頭も脳ミソも

ボーッとさせてしまう。


一度、口から出ると、

うるさい噂は、

段々、大きくなり、

少しずつ力強くなって、

やがて、あちこちらを飛び回り、

嵐のように、

森の中で吹きすさぶ、

雷鳴のようになり、

聞く人を、恐れでゾッとさせてしまう。

最後には、溢れ、爆発し、

広がり、膨れ上がり、

爆発し、あたり一面に鳴り響く、

大砲のように、

疾風のように。


そして、哀れにも、中傷されたヤツは

軽蔑され、踏みにじられ、


人々の鞭の下で哀れにも死んでいく。


●ヒアリングに使用したCD

『セビリヤの理髪師』(ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団)

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