2009年4月26日日曜日

Nr.48 「ハイア! Heia, heia ! 」(オペレッタ『チャールダーシュの女王』第1幕から)


●解説●
ニューヨークの劇場での出演が決まり、2カ月間、ブダペストを離れることになったシルヴァ。お別れ公演で登場の歌を歌う。 

●難易度●

 

ハイア ハイア 
イン デン ベルゲン イスト マイン ハイマートラント
オハイア オハイア
ホーホ ドルト オーベン マイネ ヴィーゲ シュタント
ドルト ヴォー ショイ ブリュート ダス エーデルヴァイス
ドルト
ヴォー リングスウム グリッツァーン シュネー ウント アイス
ハイア オハイア
シュラーゲン ヘルツェン ヴィルト ウント ハイス

ヴェン アイン ズィーベンビュルガー メーデル
ズィヒ イン ディヒ フェアリープト
ニヒト ツム シュピーレン
ニヒト ツム シュンメルツェン
ズィー イーア ヘルツ ディーア ギプト
ヴィルスト ドゥ ディーア ディー ツァイト フェアトライベン
ズーフ アイン アンドレス シェッツェライン
ビスト ドゥ マイン ムスト マイン ドゥ ブライベン
ムスト ミーア ダイネ ゼール フェアシュライベン
ムス イヒ ヒンメル
ディーア ウント ヘレ ザイン
オララ ゾー ビン イヒ ゲバオト
オララ アオフ ツム タンツ
キュッス ミヒ アハ キュッス ミヒ
デン ヴェーア アム ベシュテン キュッセン カン
ヌーア デア ヴィルト マイン マン
オララ ゾー ビン イヒ ゲバオト
オララ アオフ ツム タンツ
キュッス ミヒ アハ キュッス ミヒ
デン ヴェーア アム ベシュテン キュッセン カン
ヌーア デア ヴィルト マイン マン

ラ ラ ラ ラ ラ ラ
ラ ラ ラ ラ ラ ラ

ハイア ハイア
マイン ハインマートラント

●日本語訳●
ハイア! ハイア!
私の故郷は山の中、
オハイア! オハイア!
あの高いところが揺り籠の地、
エーデルワイスがそっと咲き、雪や氷がきらめくところ、
そこでは激しく胸が高鳴る、

ジーベンヒュルゲンの娘がひとたびあなたに恋すれば、
お遊びでも戯れでもなく、あなたに心を捧げるの。
退屈しのぎをするつもりなら、他の女を探してよ。
あなたは私のものなのよ
いつまでも私のものよ。
あなたの心をこの私に捧げなければいけないのよ。
私はあなたの天国でも地獄でもなきゃいけないの。
私はそういう女なの。
さあ、ダンスを踊りましょう。
口づけが一番、上手な人、
その人が私の夫よ。

ラ、ラ、ラ…

ハイア ハイア
私の故郷。

●ヒアリングに使用したCD●
オペレッタ『チャールダーシュの女王』全曲(ルドルフ・ビーブル指揮/メルビッシュ音楽祭管弦楽団)




2009年4月19日日曜日

Nr.47 「ぼくのドラベッラには La mia Dorabella」(歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』第1幕から)


●解説●
フェランドとグリエルモが、恋人の貞潔を中傷したアルフォンソに詰め寄る。

●難易度●



(FERRANDO)
ラ ミア ドラベッラ
カパーチェ ノン エ
カパーチェ ノン エ
フェデル クアント ベッラ
イル チェーロ ラ フェ
フェデル クアント ベッラ
イル チェーロ ラ フェ

(GUILELMO)
ラ ミア フィオルディリジ
トラディルミ ノン サ
トラディルミ ノン サ
ウグアレ イン レイ クレド
コスタンツァ エ ベルタ
ウグアレ イン レイ クレド
コスタンツァ エ ベルタ

(DON ALFONSO)
オ イ クリニ ジア グリジ
エクス カテドラ パルロ
マ タリ リティジ
フィニスカノ クア
マ タリ リティジ
フィニスカノ クア

(FERRANDO E GUILELMO)
ノ デット チ アヴェーテ
ケ インフィデ エッセル ポンノ
プロヴァル チェル ドヴェーテ
セ アヴェーテ オネスタ

(DON ALFONSO)
タイ プローヴェ ラシャーモ
プローヴェ ラシャーモ

(FERRANDO E GUILELMO)
ノ ノ レ ヴォリアーモ
オ フオリ ラ スパーダ
オ フオリ ラ スパーダ
ロンピアム ラミスタ

(DON ALFONSO)
オー パッツォ デズィレ

(FERRANDO E GUILELMO)
スル ヴィーヴォ ミ トッカ

(DON ALFONSO)
オー パッツォ デズィレ

(FERRANDO E GUILELMO)
スル ヴィーヴォ ミ トッカ
キ ラシャ ディ ボッカ
ソルティレ ウン アッチェント
ケ トルト
ケ トルト レ ファ
キ ラシャ ディ ボッカ
ソルティレ ウン アッチェント
ケ トルト
ケ トルト レ ファ
ケ トルト レ ファ
ケ トルト レ ファ
ケ トルト レ ファ
ケ トルト レ ファ

(DON ALFONSO)
チェルカル ディ スコプリーレ クエル マル
ケ トロヴァート メシーニ チ ファ

●日本語訳●
(フェランド)
ぼくのドラベッラにはとてもできない。
生まれついて美人で貞淑。

(グリエルモ)
ぼくのフィオルディリージが裏切るなんて、ありえない。
ぼくは彼女の操と美貌を信じている。

(ドン・アルフォンソ)
私は髪も白いし、人生には精通している。
しかし、この議論は終わりにしよう。

(フェランド&グリエルモ)
だめだ、あなただ、
二人が浮気すると言ったのは。
男なら証明してもらおうじゃありませんか。

(ドン・アルフォンソ)
証明するだなんて。

(フェランド&グリエルモ)
いや、ぜひ証明してもらいましょう。
それとも、剣で友情に決着をつけますか。

(ドン・アルフォンソ)
バカなことを。

(フェランド&グリエルモ)
ただでは済まさない。

(ドン・アルフォンソ)
バカなことを。

(フェランド&グリエルモ)
ただでは済まさない。
口から出任せで二人のことを中傷するなんて。

(ドン・アルフォンソ)
苦労して、そんなことがわかったところで
不幸になるだけじゃないか。


●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』全曲(リッカルド・ムーティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)





2009年4月12日日曜日

Nr.46 「このような美しい女性を見たことがない Donna non vidi mai simile a questa !」(歌劇『マノン・レスコー』第1幕から)


●解説●
マノンと初めて出会い、その美しさに魅了されたデ・グリューが、マノンが去った後、陶然となって、マノンの美しさを讃える。

●難易度●



ドンナ ノン ヴィディ マイ スィミレ ア クエスタ!
ア ディルレ イオ ターモ
ア ヌオーヴァ ヴィータ ラルマ ミア スィ デスタ
マノン レスコー ミ キアーモ!
コーメ クエステ パローレ プロフマーテ
ミ ヴァガン ネッロ スピルト エ アスコセ フィブレ
ヴァンノ ア カレッツァーレ
オ スッスッロ ジェンティル
デー! ノン チェッサーレ!
デー! ノン チェッサーレ!
オ スッスッロ ジェンティル
デー! ノン チェッサーレ!
デー! ノン チェッサーレ!
マノン レスコー ミ キアーモ!
スッスッロ ジェンティル
デー! ノン チェッサーレ!
デー! ノン チェッサーレ!
デー! ノン チェッサーレ!

●日本語訳●
今まで、このような美しい女性を見たことがない!
私は彼女に言おう、「私はあなたを愛します」と、
「私の魂は、新しい生命に目覚めました」と。
“私は、マノン・レスコーと申します”
なんと香しい、この言葉によって
私の血管に潜む情熱がなんと激しく沸き立つことか。
おお、優しい囁きよ、消さないでくれ!
おお、優しい囁きよ、消さないでくれ!
“私は、マノン・レスコーと申します”
おお、優しい囁きよ、消さないでくれ!

●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『マノン・レスコー』全曲(ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団)
 






2009年4月5日日曜日

Nr.45 「わがために、運命のときよ Per me, ora fatale」(歌劇『イル・トロヴァトーレ』第2幕から)


●解説●
ルーナ伯爵が、修道院に入るレオノーラを奪還する瞬間のことを想像し、高鳴る胸の内を歌う。

●難易度●
             Ω歌手の聴き比べは、こちら。

ペル メ オラ ファターレ
イ トゥオイ モメンティ アッフレッタ
アッフレッタ
ラ ジョイア ケ マスペッタ
ジョイア モルタル ノン エ!
ジョイア モルタル ノン ノン エ!
インヴァーノ ウン ディーオ リヴァーレ
ソッポーネ アッラモル ミオ
ノン プーオ ネンメーノ ウン ディーオ
ドンナ ラピルティ ア メ!
ドンナ ラピルティ ア メ!

ペル メ オラ ファターレ
イ トゥオイ モメンティ アッフレッタ
アッフレッタ
ラ ジョイア ケ マスペッタ
ジョイア モルタル ノン エ!
ジョイア モルタル ノン ノン エ!
インヴァーノ ウン ディーオ リヴァーレ
ソッポーネ アッラモル ミオ
ノン プーオ ネンメーノ ウン ディーオ
ドンナ ラピルティ ア メ!
ドンナ ラピルティ ア メ!

●日本語訳●
わがために、運命のときよ、その瞬間よ、早く来てくれ。
私を待ち受ける喜びは人の及ぶものところのではない!
たとえ神の力がライバルだとしても、甲斐なく私の愛に立ち塞がれるだけだ。
たとえ神の力であっても、あなたを私から奪うことはできはしない!

わがために、運命のときよ、その瞬間よ、早く来てくれ。
私を待ち受ける喜びは人の及ぶものところのではない!
たとえ神の力がライバルだとしても、甲斐なく私の愛に立ち塞がれるだけだ。
たとえ神の力であっても、あなたを私から奪うことはできはしない!

●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『イル・トロヴァトーレ』全曲(トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団)
                                              Ψ このオペラの全曲動画は、こちら