2016年2月9日火曜日

Nr.361 「インドの若い娘はどこへ Où va le jeune Indoue」(歌劇『ラクメ』第2幕から)


●曲目解説●
侵入者をおびき寄せるため、高僧のニラカンタに命じられたラクメが、辻に立って、「鐘の歌」を歌う。

●難易度●

(LAKMÉ)
ウ ヴァ ラ ジュ ナンドゥウ
フィーユ デ パリア エル パース サン ブリュイ
エ リアン タ ラ ニュイ ア ラ ニュイ !
ラ バ ダン ラ フォレ プリュ ソーンブル
ケ レ ス ヴォワヤジュール ペルデュ ?
オトゥールドゥ リュイ デ ズィユ ブリーユ ダン ローンブル
イル マル シャンコール オ アザール エペルデュ !
レ フォーヴ リュジス ドゥ ジョワ
イル ヴォン ス ジュテ スュル ルール ブロワウ
ラ ジュネ フィ ヤクール エ ブラーヴ ルール フュルール
エ ラ ダン サ マン ラ バゲトゥ
ウ ターントゥ ラ クロシュトゥ ウ ターントゥ ラ クロシェトゥ
デ シャルムール
ア !
ア ! ア ! ア !
カン ラ リュヌ ス ジュウ
ダン レ グラン ミモザ ?
カン ラ リュヌ ス ジュウ
ダン レ グラン ミモザ ?
エル クール スュル ラ ムス
エ ヌ ス スヴィヤン パ
ク パルトゥ オン ルプス
ランファン デ パリア
エル クール スュル ラ ムス
ランファン デ パリア
ル ロン デ ロリエ ローズ
レヴァン ドゥ ドゥス ショーズ
ア !
ア ! ア ! ア !
レトランジュ ラ ルガルドゥ
エル レステ ブルイウ
イ レ プリュ ボ ク レ ラジャ !
イル ルジラ スィル セ キル ドワ ラ ヴィウ
ア ラ フィーユ デ パリア
メ リュイ ランドルマン ダン ザン レーヴ
ジュスク ダン ル スィエル イル ランレーヴ
アン リュイ ディザン タ プラ セ ラ !
セテ ヴィシュヌ フィス ドゥ ブラマ !
ドゥピュイス ジュール オ フォン デ ボワ
ル ヴォワヤジュール アンタン パルフォワ
ル ブリュイ レジュ ドゥ ラ バゲトゥ
ウ ターントゥ ラ クロシェトゥ
ウ ターントゥ ラ クロシェトゥ
デ シャルムール 
ア ! ア ! ア !
レトランジュ ラ ルガルドゥ
エル レ ブルイウ
イ レ プリュ ボ ク レ ラジャ !
イル ルジラ スィル セ キル ドワ ラ ヴィウ
ア ラ フィーユ デ パリア
メ リュイ ランドルマン ダン ザン レーヴ
ジュスク ダン ル スィエル イル ランレーヴ
アン リュイ ディザン タ プラ セ ラ !
セテ ヴィシュヌ フィス ドゥ ブラマ !
ドゥピュイス ジュール オ フォン デ ボワ
ル ヴォワヤジュール アンタン パルフォワ
ル ブリュイ レジュ ドゥ ラ バゲトゥ
ウ ターントゥ ラ クロシェトゥ
ウ ターントゥ ラ クロシェトゥ
デ シャルムール

ア ! ア ! ア !

●日本語訳●
インドの若い娘はどこへ
パリアの若い娘は。
月の光が戯れるとき?
ミモザの茂みに
娘は苔の上を走り
忘れていた
人に嫌われることも
パリアの若い娘ゆえに。
娘は苔の上を走る
パリアの娘は。
バラ色の月桂樹の下を
楽しいことを夢見ながら。
ああ! 娘は音も立てずに進む
夜に微笑みかけながら! ああ!
その暗い森の中で
道に迷った旅人は、だれなのでしょう?
その男は眼を輝かせていた
その暗がりで。
男は歩き続ける、当てもなく、虚ろに1
獣は舌なめずりをして吠え
今や獲物に飛びかからんばかり。
そこへ若い娘は走り寄って
猛る獣に立ち向かう。
娘は一本の杖を持っていた
魔法使いの鈴の付いた。
ああ! ああ! ああ! ああ1
見知らぬ男が娘を見詰めると
娘は眩しさを覚えた。
男は貴族よりも美しかった!
男は、パリアの娘に助けられたと知ったら
恥じるかもしれない!
しかし、男は娘を眠らせ、夢うつつの中
娘を天まで連れていった。
「君の家は天にある」と言いながら。
男はブラーマの子ヴィシュヌーだった!
この日から、森の奥では
道行く人には、時折
杖のささやかな音が音が聞こえてくるという
魔法使いの鈴の鳴る。
ああ! ああ! ああ! ああ1

●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『ラクメ』全曲(プラッソン指揮/トゥルーズ・キャピトール管弦楽団)










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