2012年12月18日火曜日

Nr.219 「なぜ私を目覚ますのか、春風よ Pourquoi me réveiller」(歌劇『ウェルテル』第3幕から)


●解説●
シャルロッテから差し出されたオシアンの詩集を取り上げて、ウェルテルが「自分の心はすべてこの中にある」とシャルロッテに訴える。
 
●難易度●


             Ω歌手の聴き比べは、こちら。
 

プゥルコワ レヴェィエ
スフレ デュ プランタン
プゥルコワ レヴェィエ ?
スュル モン フロン ジュ サンス カレス
プルタン ビヤン プロ シェ タン
ゾラージュ トリステス !

プゥルコワ レヴェィエ
スフル デュ プランタン ?

ドゥマン ダン ヴァロン ヴィヤンドラ
ヴォワィヤジュール
スナン ドゥ グルワル プレミエール

ズィウ ヴェヌマン シェルシュロン
スプランドゥール
イル トルヴロン プリュ ドゥイュ
ミゼル !
エラース !

プゥルコワ レヴェィエ
スフル デュ プランタン !
 
●日本語訳●
なぜ私を目覚ますのか、春風よ。
私は額に、お前の愛撫を感じる。
だが、嵐と悲しみのときは近い!

なぜ私を目覚ますのか、春風よ。

明日は谷間に旅人が来て
私の初めての栄光に微笑みかけてくれるだろう。
彼の眼は私の輝きを探し求めるだろうが、それは空しく、もはや苦しみと惨めさしか見出せないだろう、
ああ!
 
なぜ私を目覚ますのか、春風よ。

●ヒアリングに使用したCD
『ウェルテル』全曲(M・プラッソン指揮/ロンドン・フィル)
               Ψ このオペラの全曲動画は、こちら


□■□メーリングリストをご用意しています。「Orpheum」という名称です。
 目的は、このブログ読者のオフ会、すなわち、皆でオペラ・アリアを歌う会(コンサート)実現の準備です。ステージに上がっている歌手と観客が一つとなってオペラ・アリアを歌う、あのアンドレ・ リューのコンサートや、ロンドンのプロムス・ラストナイト・コンサートのようなものを漠とイメージしています。
 具体的に、どのぐらいの規模で開催するのか。 ホールなのか野外なのか。また、どのような規模の楽団をバックに歌うのか、などについては、このメーリングリスト参加者皆で議論しながら決めていきたいと 考えています。ご意見やアイデアをお持ちの方は、ぜひ、ご参加下さい。( 安藤 龍=bacchus □■□


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