2009年1月11日日曜日

Nr.34 「私がたった一人で通りを歩いていると Quando men vo」(歌劇『ラ・ボエーム』第2幕から)

                   
●解説●
ソッポを向く昔の恋人マルチェロの気を惹こうと、ムゼッタが自分のコケットリーな魅力を誇示して歌う。

●難易度●

 

クアンド メン ヴォ クアンド メン ヴォ
ソレッタ ペル ラ ヴィア
ラ ジェンテ ソスタ エ ミーラ
エ ラ ヴェレッツァ ミーア
トゥッタ リチェルカ リチェルカ イン メ
ダ カーポ ア ピエ
エダ アッサポロ アッロル ラ ブラモズィア
ソッティル ケ ダ リ オッキ トラスピラ
エ ダイ パレズィ ヴェッツィ インテンデル サ
アッレ オックルテ ベルタ
コズィ レッフルヴィオ デル デズィオ トゥッタ マッジラ
フェリーチェ ミ ファ
フェリーチェ ミ ファ
エ トゥ ケ サイ
ケ メモリ エ ティ ストルッジ
ダ メ タント リフッジ
ソ ベン
レ アンゴッシェ トゥエ ノン レ ヴォイ ディル
ノン レ ヴォイ ディル ソ ベン
マ ティ センティ モリル

●日本語訳●
私がたった一人で通りを歩いていると、人々は立ち止まって私を見つめるの。
そして、頭のてっぺんから足の先まで、私の美しさに見とれるの。
そのとき、私は微妙な視線を味わうの、
人々の目から発散し、
私のすぐわかる魅力から、中に隠された美しさまでも見通そうとする視線を。
こうして、視線の発散が私の周りをすっかり取り巻いて、私を楽しくさせてくれるの。
そして、その私を知っていて、思い出していて、悩み苦しんでいるあなたが、今度は逃げるの?
私にはよくわかっているのよ、
あなたは自分の苦しみを言いたがらないけど、あなたが死ぬほど苦しんでいることが。

●ヒアリングに使ったCD●
歌劇『ラ・ボエーム』全曲(ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)






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