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2011年12月21日水曜日

Nr.171 「女の操なんて E' la fede delle femmine」(歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』第1幕から)

●解説●
恋人の貞節を自慢している士官のグリエルモとフェランドに対し、老哲学者アルフォンソが「女の貞節なんて当てにならない」と一蹴する。

●難易度●
☆☆☆☆☆


(DON ALFONSO)
エ ラ フェーデ デッレ フェミネ
コーメ ララバ フェニーチェ
ケ ヴィ スィア チアスクン ロ ディーチェ
チアスクン ロ ディーチェ
ドヴェ スィア
ドヴェ スィア ネッスン ロ サ
(FERRANDO)
ラ フェニーチェ エ ドラベッラ
(GUILELMO)
ラ フェニーチェ エ フィオルディリージ
(DON ALFONSO)
ノン エ クエスタ ノン エ クエッラ
ノン フ マイ ノン ヴィ サーラ
ノン ヴィ サーラ
ノン ヴィ サーラ
エ ラ フェーデ デッレ フェミネ
コーメ ララバ フェニーチェ
ケ ヴィ スィア チアスクン ロ ディーチェ
ドヴェ スィア
ドヴェ スィア
ネッスン ロ サ
ネッスン ロ サ

●日本語訳●
(ドン・アルフォンソ)
女の操なんて
アラビアのフェニックスみたいなもの。
だれも、それはいるというが、
実はどこにいるのか、
だれも知らない。
(フェランド)
僕のドラベッラはそのフェニックスだ。
(グリエルモ)
フィオルディリージもそのフェニックスだ。
(ドン・アルフォンソ)
いや、二人のどちらもそうではない。
そんなものは昔も今もいるはずはない。
女の操なんて
アラビアのフェニックスみたいなもの。

●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』全曲(リッカルド・ムーティ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)

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