このブログでは、オペラの有名なアリアを毎週1曲ずつカタカナに直して紹介しています。イタリア語やドイツ語を習わないで”原語”でアリアを歌いたいと思っている人集まれ~! 10年かけて、500曲を公開予定です。 〈第1週〉ヴェルディ 〈第2週〉プッチーニ、ロッシーニなどのイタリア・オペラ 〈第3週〉モーツァルト 〈第4週〉オペレッタ&ワーグナーなどドイツ・オペラ のローテーションで紹介しています。
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2011年2月28日月曜日
Nr.132 「何と素晴らしいこと Ach, wie so herrlich zu schau'n」(オペレッタ『ヴェニスの一夜』第3幕から)
●解説●
恋人がいなくなってしまったので探し回るカルメッロとパパコーダ。観念したカルメッロが「女を理解するのは難しい」と歌う。
●難易度●
☆
Ω歌手の聴き比べは、こちら。
♪
アハ ヴィー ゾー ヘルリヒ ツー シャオン
ズィント アル ディー リープリヒェン フラオン
ドホ ヴィルスト ドゥ アイナー フェアトラオン
ダン フロイントヒェン
アオフ ザント ヴィルスト ドゥ バオン
ラッシュ ヴィー ディー ヴェレン エントフリーン
フリュヒティヒ ヴィー ヴォルケン ドルト ツィーン
トライプト イーア ベヴェックリヒャー ズィン
バルト ヘーア ウント バルト ヒン
ヴィー ズィー シュマイヒェルン
リーベ ホイヒェルン
ウンス ドゥルヒ トレーネン
シュネル フェアゼーネン
オップ ズィー シュモレン
オーダー グロレン
ヴィー デス ヘルツェンス シュティンメ シュプリヒト
エアレートスト ドゥ ニヒト
♪
ドホ イヒ ヴィル ニヒト レンガー クラーゲン
ニヒト コスィ ファン トゥッテ ザーゲン
デン エス ギプト ノホ ズューセ フラオエン
ディー ウンス パラディーセ バオエン
ライヒ ベローント イスト ウンザー リーベン
ヴェン ヌーア アイネ トロイ ゲブリーベン
トロイエ シェーネス ズューセス ヴォルト
アハ デア リーベ ズィヒラー ホルト
♪
ナハツ ディー ヴェレン ライゼ ラオシェン
メートヒェン アン デン フェンステルン ラオシェン
ゴンデルン グライテン ヒン ウント ヴィーダー
リンクス エアテーネン ザンフテ リーダー
ヘル アム ドゥンクルン ヒンメルスボーゲン
コムト デア シュテルン デア リープ ゲツォーゲン
ロイヒテ ミルト ダライン
ウント ラッス ズィー ゼリヒ ザイン
♪
アハ ヴィー ゾー ヘルリヒ ツー シャオン
ズィント アル ディー リープリヒェン フラオン
ドホ ヴィルスト ドゥ アイナー フェアトラオン
ダン フロイントヒェン
アオフ ザント ヴィルスト ドゥ バオン
ウント ドゥ フラークスト インマー アオフス ノイ
オップ ディーア ダイン リープヒェン アオホ トロイ
ヘール ヌーア フォン フェルン ズィンクト デア ゴンドリアー
ラ ドンナ エ モビレ
ラ ドンナ エ モビレ
●日本語訳●
何と素晴らしいこと、
愛すべき女性を眺めるのは。
だが、胸の内を明かすのは
女性を信じて、
砂上に楼閣を築くようなもの。
波が素早く引いていくように
雲が彼方へ棚引くように
女心は変幻自在。
あっちへ行ったり、こっちへ来たり!
媚を売ったり、
愛しているふりをしたり、
涙を武器にして
仲直りをしたり!
ふてくされたり、
恨み言を言ったり。
女性の本心はどこにあるのか
わかりゃしない!
だが、嘆くには及ばない、
「女はみんなこうしたもの」と言って。
優しい女性もいるのだから、
われわれに楽園を味わせてくれる!
恋をしても悔いはない、
誠実な女性となら。
愛の言葉を信じることが
確かな恋への鍵となる!
夜の静かな波音に
娘は窓辺で耳を傾ける、
ゴンドラか行き交い、
快い歌声が四方に響き、
闇の天空に明るく、
恋の星がまたたく!
恋の星よ、幸せそうに
輝くがいい!
何と素晴らしいこと、
愛すべき女性を眺めるのは。
だが、胸の内を明かすのは
女性を信じて、
砂上に楼閣を築くようなもの。
そして、いつも疑問がつきまとう、
自分の恋人は貞淑だろうかと。
遠くでゴンドラ漕ぎが歌っている。
“女心はうつろいやすい”
“女心はうつろいやすい”と!
●ヒアリングに使用したCD●
オペレッタ『ヴェニスの一夜』全曲(ルドルフ・ビーブル指揮/メルビッシュ音楽祭管弦楽団)
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