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2018年7月18日水曜日

Nr.461 「ああ、天国は開かれた! Oh dischiuso è il firmamento !」(歌劇『ナブッコ』第4幕から)


●曲目解説●
処刑を前に、死を覚悟したフェニーナが、主への祈りを捧げる。

●難易度●
(FENENA)
オー ディシューゾ エ イル フィルマメント !
アル スィニョール ロ スピルト アネラ
エイ マッリデ エ チェント エ チェント
ガウディ エテルニ ア メ ディスヴェラ !
オ スプレンドル デグラストリ アッディオ !
メ ディ ルーチェ イッラディア イッディーオ !
ジア ダル フラル ケ クイ ネ インピオンバ
フッジェ ラルマ フッジェ ラルマ エ ヴォラ アル チエル !
フッジェ ラルマ エ ヴォラ アル チエル !
エ ヴォラ エ ヴォラ アル チエル !
フッジェ ラルマ エ ヴォラ アル チエル !
エ ヴォラ アル チエル !

●日本語訳●
ああ、天国は開かれた!
私の魂は、主を渇望しています。
主は、私に微笑み
幾百もの永遠の喜びを示して下さっています。
ああ、星の輝きよ、さようなら!
神は私を光で照らして下さる!
魂は既に、私たちをここに押しとどめている、脆い肉体から離れ
天に向かって飛翔しているのです!
肉体から離れ、天に向かって飛翔しているのです!
肉体から離れ、天に向かって飛翔しているのです!
天に向かって飛翔しているのです!
肉体から離れ、天に向かって飛翔しているのです!
天に向かって飛翔しているのです!

●ヒアリングに使用したCD●
歌劇『ナブッコ』全曲(リッカルド・ムーティ指揮/フィルハーモニア管弦楽団)






2018年7月13日金曜日

Nr.460 「ジークムントと私は名乗ろう Siegmund heiß' ich」(楽劇『ワルキューレ』第1幕から)


●曲目解説●
ジークリンデが祈るような心持ちで見守る中、ジークムントがトネリコに突き刺さっているノートゥングを引き抜き、ジークリンデに奉げる。 

●難易度●
(易)
ズィークムント ハイス イヒ
ウント ズィークムント ビン イヒ !
ベツォイグ エス ディース シュヴェーアト
ダス ツァークロス イヒ ハルテ !
ヴェルゼ フェアヒース ミーア
イン ヘーヒスター ノート
フェンド イヒ エス アインスト
イヒ ファス エス ヌーン !
 ♪
ハイリグスター ミンネ ヘーヒステ ノート
ゼーネンダー リーベ ゼーアエンデ ノート
ブレント ミーア ヘル イン デア ブルスト
ドレングト ツー タート ウント トート
ノートゥング ! ノートゥング !
ゾー ネン イヒ ディヒ シュヴェーアト
ノートゥング ! ノートゥング !
ナイトリッヒャー シュタール !
ツァイグ ダイナー シェルフェ
シュナイデンデン ツァーン
ヘラオス アオス デア シャイデ ツー ミーア !
♪ 
ズィークムント デン ヴェルズング
ズィースト ドゥ ヴァイプ !
アルス ブラオトガーベ
ブリンクト エーア ディース シュヴェーアト
ゾー フライト エーア ズィヒ
ディー ゼーリンクシュテ フラオ
デム ファインデスハオス
エントフューアト エーア ディヒ ゾー
フェルン フォン ヒーア フォルゲ ミーア ヌーン
フォルト イン デス レンツェス ラッヘンデス ハオス
ドルト シュッツト ディッヒ ノートゥング
ダス シュヴェーアト
ヴェン ズィークムント ディーア リーベント エアラーグ !

●日本語訳●
ジークムントと私は名乗ろう。
私はジークムントだ!
躊躇なくつかんだこの剣に、
名前がふさわしいことを証明してもらおう!
父のヴェルゼは私に、
「将来、私が苦境の極みに陥ったとき、
剣を見いだすだろう」と約束してくれたが、
その剣を私は今、つかんでいる!

至上の愛のこの上ない苦しみ、
憧れの愛の食い入る苦しみが
この胸の中に、赤々と燃え立って、
死も恐れない行為へと駆り立てる。
ノートゥング! ノートゥング!
剣よ、お前にこう名前をつけてやる。
ノートゥング! ノートゥング!
羨望の鋼よ!
お前の鋭い切れ味の
白刃の姿を見せてくれ。
トネリコの鞘から出て、さあ、ここへ来い!

ヴェルズングのジークムントは、
どうだ、こういう男だ!
婚礼の引き出物として
持ってきたのが、この剣だ。
こうしてジークムントは、
幸あふれる女を妻にする。
敵の家からお前を
今、連れ出す。
ここを離れて、遠く私についてくるのだ。
春が微笑む家へさあ、行こう。
そこでは、ノートゥングが、この剣がお前を
守り抜いてくれるはずだ。
たとえジークムントが、お前のために死んでも!

●ヒアリングに使用したCD●
楽劇『ワルキューレ』全曲(カール・ベーム指揮/バイロイト祝祭管弦楽団)






2018年7月1日日曜日

Nr.459 「もう、歯向かうのは、止めるのだ Cessa di più resistere」(歌劇『セビリヤの理髪師』第2幕から)


●曲目解説●
計略に引っかかり、怒りの収まらないバルトロを、アルマヴィーヴァ伯爵が制止し、既に勝敗が決したことを噛んで含める。

●難易度●
チェッサ ディ ピィウ レジステレ,
ノン チメンタル ミオ ズデンニョ.
スペッツァート エ イル ジョコ インデンニョ
ディ タンタ クルデルタ
デッラ ベルタ ドレンテ
ドゥン イノチェンテ アモーレ
ラヴァロ トゥオ フローレ
ピィウ ノン トリオンフェラ
エ トゥ インフェリーチャ ヴィッティマ
ドゥン レオ ポテル ティランノ
ソトラッタ アル ジョゴ バルバロ
カンジア イン ピアチェル ラッファンノ
エ イン セン ドゥン フィド スポゾ
ジョイシ イン リベルタ カーリ アミチ...

●日本語訳●
もう、歯向かうのは、止めるのだ。
怒りも鎮めて。
邪な企みは
打ち砕かれた。
純な愛と
魅力的な美には
怒りも
勝てない。
強制の
不幸の犠牲になっていたあなたは
重苦しい束縛から解放されました。
あなたの苦悩を楽しみに変え
あなたの誠を捧げる夫の懐に入りなさい。
その自由を喜びなさい。

●ヒアリングに使用したCD●
『セビリヤの理髪師』(ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団)